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ザンビアの交通法。『運転中に人を轢いた→まず逃げろ!』えっ!?

今年のザンビアの冬はとにかく寒い。先日もここから直線距離にして約620マイル(1000Km)ほど離れたヨハネスブルグで降雪があったばかり。あー、凍えそう・・・。

さらにリビングストンでは乾季真っ盛りで水が枯れてきたのか断水の日々。日本の府中刑務所のように一週間に2回くらいしか風呂に入れないので、毎日寝る前に埃と砂で黒ずんだ足だけ洗ってる始末。あー、早く冬と乾季が終わらんかなぁと思ってる今日この頃である。先週はスペシャルウィークでC/Oが自宅に泊まったり、来月始めにはディストリクトコンベンションがあったりと忙しい日々が続いている。

さて先日、私の知り合いがムロベジからの帰路のナカティンディロード(M10幹線高速道路)の路上で踊ってた酔っ払いを轢き殺してしまった。ザンビアには本当に24時間酒飲んでる酔っ払い(現地語で酔っ払いの事は "チャコルワ"という)が多いので車を運転している人なら誰にでも降りかかってくる災難になりえる。さてその知り合いと先日話す機会があったのだが、ブログタイトルどおり、ザンビアの交通法の中に『運転中に人を轢いた→まず逃げろ!』というトンでもない法律がある。どういう事?と思って彼に聞いてみた。

ザンビアでは昔から親戚一同が住んでいる小さな村かなる首領が点在している。現在でもヴィレッジの方へ行けば家族親戚同士の繋がりが非常に強い。例えば高速幹線道路近くに点在している村があって、そのコミュニティに属している人を撥ねてしまった場合はその村に住む故人の親族一同からドライバーへの血の復讐が待っているのである。かりに撥ねたのが酔っ払いであったとしても、それは近くの村の誰かのアンクルでありファザーでありブラザーでありカーズンであるのだ。人を轢いた後、車を降りて様子を見たり手当てをしていたりなんかしたら、暴徒化した村人達に石打ちにされたり切り裂かれたりして殺されてしまう。命には命という原始的な法律に従えばコレでいいのだが、法治国家ではやはり正当な裁判が開かれ罪状を考察するのが望ましい。

そこで、特に人里離れたヴィレッジで人を轢いてしまった場合は、車を降りずに速攻で一番近くの町の警察署か交番(ポリスステーション)まで車を走らせ自首した後、AK47等で武装した警察官と共に現場まで戻り事故検証等を行うという事になっている。武装した警察官と一緒であればもちろん故人の親族や村人もドライバーを殺すことはできないので、自分の身を守る為にも法律的に公正に事故検証する為にも『運転中に人を轢いた→まず逃げろ!』という事なのである。

交通事故だけは気をつけないとなぁ、と思った出来事だった。ちなみに先日酔っ払いを轢いたこの私の知り合いは運よく轢いたのが重度の酔っ払いであり、十分な証拠が得られたことから罰金のみを払い釈放されたらしい。普通に毎日自分の車を運転している。ザンビアの法律は公正なのかそうでないのか?う~ん。

M10幹線高速道路の終点から約10キロのところにある
ヴィクトリアフォールズ橋の道路。隣に鉄道が走っている。
橋上はザンビアとジンバブエのDMZなので、ここで事故
を起した場合は自分の車が登録されている国の法律に
よって事故検証される事になる。橋からは世界の絶景、
ビクトリア滝が見えるだけによそ見事故が多かったり
する。↓

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