Life is Magnificent!!

Africaでの華麗なる日常の素晴らしさを皆様へお届けします。

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可愛すぎてどうしようもない。

先週、キングダムホウルの掃除をした所、子供達が庭からベイビーカメレオンを発見。
半年前にも大人のカメレオンの記事を書いたのだが、ベイビーカメレオンの可愛さは異常なので写真をうp!

↓小指サイズの大きさ。大人のカメレオンより好奇心旺盛でよく懐く。
名称未設定 1のコピー

こんなに可愛いにもかかわらず、ザンビア人はみんなカメレオンが嫌いだったりすのだが。
理由は様々あるそうだが、南部アフリカに伝わるこんな伝説があるらしい。

『その昔、神が人を創造された時,人間が決して死なないということを告げるためカメレオンを遣わされた。しかしカメレオンが非常にゆっくりと歩いたため速く走るトカゲがカメレオンを追い越し先に着いて人間が死ぬべきだと告げてしまった。なので人類は死ぬようになった。』

この昔話を聴く限り、カメレオンが悪いんじゃなくてトカゲの方がよっぽど性格が悪いじゃんと思うのだが・・・。

この下らない伝説のせいか、ヴィレッジの方では伝統宗教的な意味でカメレオンを見ると殺してしまうらしい。
でも爬虫類の中では一番フレンドリーでハームレスな動物なのだがなぁ。

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”ぐぇっ~うぇうぇっーくぇぇぇええエエーー”

オッサンになってくると、低コレステロールとか低糖分とかローファットとかそいう食品名の食材が魅力的に感じてきてしまうのは私だけではないはず。最近は肉と炭水化物の摂取に心がけており、繊維系野菜と豆、そして魚をなるべく食べるようにしている。

しかしたまには肉も食いたくなるもの。
リビングストンから20キロ離れたシモンガという村のエルダーにヤギをいただいたので先週は久しぶりにヤギ肉を食いまくって良質の淡白質を蓄える事ができた。日本の肉っていうのは食肉加工の現場を見る機会があまりないうえ、洗浄や消毒のし過ぎで何の肉を食べても同じような味しかなかったのだが、アフリカでは生きた動物を自分で買って絞めた方が経済的であるし、自分で絞めたぶん感謝心も培う事が出来、どこの部位を今食べているのかを想像しながら食べられるので格別においしく肉をいただけるというわけ。

ところで、ヤギを絞めるのは3回目なんだけども、いつも屠戮作業に夢中で写真をあまり撮った事がなかったので、今回ヤギの屠戮の仕方を写真で説明しようと思う。まずヤギはでかいし重いのでニワトリとかギニファウ(アフリカの七面鳥)と違い、一人での屠戮はちょっと無理。最低でも二人は必要。今回は同じコングレゲーションメンバーの友達二人に手伝ってもらい3人で屠戮作業をする事に。

とりあえず絞める前にツーショット。

↓この時点ではまだ ”べぇーぇっえっぇっえっ~” と鳴いている。
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さて、まず後ろ足2本を丈夫なロープでしっかり縛る。その後、適当な木か洗濯用の物干し竿の土台かなんかに頭を下にして縛りつける。ここが一番大変。今回のヤギはオスの5才で体重50キロ弱くらいあるので一人が木に登ってロープを引っ張ってもう二人で暴れるヤギを押さえつけながら上に押しやる作業。

↓今回は庭のグワァバの木に吊るします。
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逆立ちで吊るした後、しばらくこの状態で放置しておくと頭に血がのぼるのか意識が朦朧としてきて大人しくなる。この間に屠戮用のナイフを少し研いでおく事に。今回はアフリカの伝統的なナイフとノックス社製の万能ナイフ(小)を使う。そして血がちゃんと地面にしたたるように吊るしたヤギの頭部の真下に穴も掘っておく。それと今回は屠戮後すぐの新鮮な肉でBBQをする予定なのでブレジアで炭火も熾して準備完了。

↓アフリカ西部ロジ族の伝統ナイフ。そして穴掘り。
3_20120110090040.jpg

メスの場合は直に首の動脈を斬ればいいのだが、今回はオスのヤギなので、一番最初に去勢をしなければならない。これには主に二つの理由がある。性器の精嚢分泌液が首を斬った際重力に引っ張られて全身の血管に流れると肉が大変まずくなってしまうというのが一つめで最大の理由。二つめの理由は先に去勢しておいたほうが動脈を斬る際に暴れないという事。ちなみにこの作業が一番ヤギが暴れるのでもう二人に後頭部(角2本)と前足をしっかり押さえてもらい暴れないようにしてもらう。下から上に向って刃を精嚢の付け根にもって行き素早くスパッと去勢完了。今回は付け根から斬りすぎて膀胱に空気が入ってしまった。

↓”ぐぇっ~うぇうぇっーくぇぇぇええエエーー”の断末魔!
ヤギの精嚢。膀胱に空気が入って爆発寸前で焦る。去勢後の精嚢。

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去勢後は本当に大人しくなるので、直に首の動脈を斬る。ヤギの頭部の後ろにを回りこんでナイフを自分の方に向けて斬らないと返り血を浴びてしまうから注意。首の大動脈を斬ったら、首は体から完全に分離させずに出血の勢いが収まるまで待つ。血がポタポタとしてきて出血の勢いが衰えたら、首をここで本体から分離させる。

↓ヤギの動脈は結構でかい。食道の手前にある動脈と食道の穴。
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血が完全に抜けるのは少し時間がかかるので、血抜きをしながら上のほうから皮剥ぎを開始する。基本的に節の部分(関節)に切り込みを入れてそこから皮を剥いで行く。一箇所がはがれると後は簡単に剥ぐことが出来る。毛皮と皮脂の間の層にナイフをあてながらもう一人に毛皮を引っ張って貰う。

↓皮剥ぎに掛かる時間は10~15分。ナイフに脂肪がのって切れなくなるのでその度に洗うのがめんどくさい。
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首の部分まで皮剥ぎが終了する頃には血も完全に地面に滴りきる。

↓皮剥ぎ終了!!
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その後、内臓を引っ張り出す。肛門から第二肋骨くらいまで間に切り込みを入れた後、肋骨に添って横側にも少し切り込みを入れてやると内臓が引っ張りやすくなる。内臓類は特にどこかに張り付いていたりしないので、とりあえずそのまま手を突っ込んで用意したバケツに大腸から食道まで全部放り込んでおく。

↓ヤギの体重の内、半分は内臓の重さでないかと思うくらい臓器類は重い。
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さて内臓を取ると後はきれいに本当に肉だけになってしまうのでここでホースを持ってきて洗浄する。この間にもう一人が食べれる内臓(モツ類)をさっきのバケツから取り分けてこちらもしっかりと洗浄する。

↓内臓(写真は胃袋 ”トライプ”)は特にしっかりと洗って臭みを落とす。
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最後にこのままでは冷凍庫に入らないので首と胸肉、前足2本ずつ、スペリアリブ、後ろ足2本の6ピースに分解する。今回は首と胸肉、スペアリブの一部をBBQにするのでそれは取り分けて足4本を友達と分けることに。私は後ろ足1本とスペアリブ3分の1、胃袋(トライプ)を貰ってこちらは冷凍庫に入れておく。今回、屠戮を手伝っていただいた友達のブラザーミシェックが、”僕は頭部が好き”ということ。どうやって調理するのか不明だがとりあえず頭部も皮を剥いでビニール袋に入れてあげる。

↓冷凍庫に入る大きさに分解中。皮剥ぎ後の生首。
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さて屠戮終了して腹が減ってきた頃に炭火もReady! BBQ用の網は2年前に冷却塔が爆発して使い物にならなくなった冷蔵庫のラジエターヒートシンクを利用!これがまた程よく熱を肉に伝えてくれる。という事で日が暮れるまでビール片手にヤギ肉を堪能。

↓(゚д゚)ウマー!!やっぱ鮮度の高い肉はうまい。
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実は日本でも羊肉っぽく売られていて、よく食品表示を見ると『山羊肉』と表示してあることあるのだがそれがつまりヤギの肉であるので普通に食べれるはず。羊の肉より淡白で柔らかいのが特徴だ。

--最後におまけ--
いつもは剥いだ毛皮は捨てるのだが今回は好奇心から皮なめしをしてみることに。
まず乾燥させないといけないのだが、そのまま乾燥させるとカチコチになってしまうので、釘で木の板に四方八方から打ち付けて皮を伸ばさないといけない。また有害なバクテリアやハエの産卵により蛆虫が発生し皮を腐らせる事を防ぐためにエジプト人ミイラと同じ製法で、岩塩を満遍なく毛皮の裏地に振りかけておく。これで3日間放置して乾燥させ洗浄する。

↓岩塩(COARSE SALT)。岩塩を皮に摺りこんだ途端にハエが寄ってこなくなるのは不思議。
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毛皮がなれてくるまでこれを繰り返す。今は雨季だから乾燥に時間がかかりそうだ。こちらはまた皮なめしが済んだらブログに記事をあげる予定です。

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