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Africaでの華麗なる日常の素晴らしさを皆様へお届けします。

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ザンビア人の家計 財布のひもを握るのはどっち?

USドルの価値が下がっていて特に円対ドルの為替動向が大変な事になっているが、ザンビアクワチャも最近1USドルが5000クワチャ代に近づくなど影響がでている。

さて、ザンビアでは経済成長率が上昇しているので中流階級以上の人々の生活は数年前に比べれば豊かになりつつある。もちろん貧困層がなくなったわけではない。国が豊かになればさらに格差が拡大するというのは、貧しい者から接収して富裕な者がさらに富を持つようになる資本主義のデメリットなのかもしれない。

ちなみにザンビアの政府機関で働いているボス達(エリート公務員)の平均給料は月5ミリオン~7ミリオンクワチャ、日本円にして12万から15万といったところ。いわゆるマネージャーやディレクターといった肩書きを持つ人達の月収である。さらに国立病院などで働いているドクターや政府高官などは月15~20ミリオンクワチャを貰うことができる。しかも彼らの場合、住宅は政府から宛がわれるため家賃等は払う必要がない。ここまで来ると日本のサラリーマンの平均月収と変わらなくなってくる。その一方で、一般企業の平社員は月60~100ドル程度で週6日働いているという状態。家庭によって大きく収入が異なるのである。ただしザンビアでは家族、親族を大切にするので、なんだかんだ言って親戚同士助けあって遣り繰りしていたりする。このような助け合いがあるので国内に貧困が見られても平和を保っていられるのだろう。ローマ帝国の崩壊は最小社会単位である家族の崩壊から始まったと読んだ事があるがザンビアの状況を見る限りこれは真実だと思う。

ザンビア人の家計は収入源が謎だったり、あまりよく管理されていなかったりするので、いつもこの家庭はどのように経済的に遣り繰りしているのだろうと疑問に思う事がある。

私の会社でオペレーターとして働いてくれている、とある奥さんがいるのだが先日旦那様がオフィスに尋ねてきて何やら奥様にお願いをしてお金を貰っていたので、思い切って『ザンビアでは日本のように奥さんが家計の管理してるの?それとも欧州みたいに旦那様が管理してるの?』って聞いてみた。返事は速攻で『奥様に決まってるじゃないのよ!』との事。日本と同じように妻がすべての家計の収入を管理して夫に毎月お小遣いを渡すという事だそうだ。もちろん旦那様はお小遣いがなくなると奥様に来月のお小遣いを前借りしたりするのである。

しかし彼女の説明によるとトラディショナルには家族の主人である男性が家計の管理をするとの事。確かにそういわれてみればコンパウンドやヴィレッジの方では旦那さんが家計の管理権利も含め権力が圧倒的に強いイメージがある。つまり、日本のように奥さんが家計を管理するパターンは自給自足ではなく自由経済が進んだ都市部に見られる特徴かもしれない。このような家庭の主婦は自給自足で食物を得る代わりにスーパーマーケットなどで消費活動を行い、旦那様が働いている間に料理などの家事を行う。もちろん家庭の日常に必要な物を把握しているのも主婦なので必然的に奥様が家計を管理した方が合理的であるというわけ。

一方、ヴィレッジなど農業を営みながら生活する家族の場合、基本的に家族全員が農業従事者であり現金収入ではなく自給自足して日々の糧を得ている。もちろん彼らにも現金は必要で例えば子供の学費や、衣類といった日用品レベルの工業製品を購入したりと出費がすくなからず存在する。なので家畜を販売したり作物を販売したりして収入を得る。この場合は普段の生活においては多くの消費活動を行わないので旦那様が家計を管理してもとくに問題はないのだ。

ヴィレッジの奥様方も幸せそうに見えるが。
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ちなみに、大まかに分けて家計の管理の仕方は3通りあるらしい。
上記のような、お小遣いパターン
家計先渡しパターン。
 夫が給料日に一カ月分の家計と妻のお小遣いを合わせた金額を妻に渡す。夫が家計管理をする。
共同財布でやりくりパターン。
 夫婦でひとつの家計管理体制を用意してそこにお互いがお金を入れてやりくりする。

ちなみにザンビア人の社員にどのパターンが一番イイ?って聞いた所、圧倒的に①の妻が管理するパターンだった。私的には、もしも共働きでお互いの収入に差がそれほどないのであれば③もいいんじゃないと提案してみたのだが、その場合はお互いの収入を全部やはり奥さんに集結させて奥さんが家計管理をし、旦那さんに毎月お小遣いをあげるのが絶対にイイとの事であった。

ちなみに私がいいなと思う家計管理は共働きでも片働きでも、とにかく全収入を半分に割ってお互い同じ金額を得た後で、同じく家計の全支出を半分に割りお互いが同じ金額を家計への必要出費として支払い、残ったものがそれぞれのお小遣いになる。という風にすればとても公平なのでは?と意見を述べたところ、女性社員の中でも一番若い独身の子にきっぱり 『夫と妻の関係はビジネスパートナーではないのよ!』 と即答されてしまった。

Jesus Christがそうであった様に、独身が一番気楽だなぁ。やはり・・・。


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ザンビアの交通法。『運転中に人を轢いた→まず逃げろ!』えっ!?

今年のザンビアの冬はとにかく寒い。先日もここから直線距離にして約620マイル(1000Km)ほど離れたヨハネスブルグで降雪があったばかり。あー、凍えそう・・・。

さらにリビングストンでは乾季真っ盛りで水が枯れてきたのか断水の日々。日本の府中刑務所のように一週間に2回くらいしか風呂に入れないので、毎日寝る前に埃と砂で黒ずんだ足だけ洗ってる始末。あー、早く冬と乾季が終わらんかなぁと思ってる今日この頃である。先週はスペシャルウィークでC/Oが自宅に泊まったり、来月始めにはディストリクトコンベンションがあったりと忙しい日々が続いている。

さて先日、私の知り合いがムロベジからの帰路のナカティンディロード(M10幹線高速道路)の路上で踊ってた酔っ払いを轢き殺してしまった。ザンビアには本当に24時間酒飲んでる酔っ払い(現地語で酔っ払いの事は "チャコルワ"という)が多いので車を運転している人なら誰にでも降りかかってくる災難になりえる。さてその知り合いと先日話す機会があったのだが、ブログタイトルどおり、ザンビアの交通法の中に『運転中に人を轢いた→まず逃げろ!』というトンでもない法律がある。どういう事?と思って彼に聞いてみた。

ザンビアでは昔から親戚一同が住んでいる小さな村かなる首領が点在している。現在でもヴィレッジの方へ行けば家族親戚同士の繋がりが非常に強い。例えば高速幹線道路近くに点在している村があって、そのコミュニティに属している人を撥ねてしまった場合はその村に住む故人の親族一同からドライバーへの血の復讐が待っているのである。かりに撥ねたのが酔っ払いであったとしても、それは近くの村の誰かのアンクルでありファザーでありブラザーでありカーズンであるのだ。人を轢いた後、車を降りて様子を見たり手当てをしていたりなんかしたら、暴徒化した村人達に石打ちにされたり切り裂かれたりして殺されてしまう。命には命という原始的な法律に従えばコレでいいのだが、法治国家ではやはり正当な裁判が開かれ罪状を考察するのが望ましい。

そこで、特に人里離れたヴィレッジで人を轢いてしまった場合は、車を降りずに速攻で一番近くの町の警察署か交番(ポリスステーション)まで車を走らせ自首した後、AK47等で武装した警察官と共に現場まで戻り事故検証等を行うという事になっている。武装した警察官と一緒であればもちろん故人の親族や村人もドライバーを殺すことはできないので、自分の身を守る為にも法律的に公正に事故検証する為にも『運転中に人を轢いた→まず逃げろ!』という事なのである。

交通事故だけは気をつけないとなぁ、と思った出来事だった。ちなみに先日酔っ払いを轢いたこの私の知り合いは運よく轢いたのが重度の酔っ払いであり、十分な証拠が得られたことから罰金のみを払い釈放されたらしい。普通に毎日自分の車を運転している。ザンビアの法律は公正なのかそうでないのか?う~ん。

M10幹線高速道路の終点から約10キロのところにある
ヴィクトリアフォールズ橋の道路。隣に鉄道が走っている。
橋上はザンビアとジンバブエのDMZなので、ここで事故
を起した場合は自分の車が登録されている国の法律に
よって事故検証される事になる。橋からは世界の絶景、
ビクトリア滝が見えるだけによそ見事故が多かったり
する。↓

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